犬のアレルギーの慢性皮膚炎

2026年06月08日

 

今回は、毎年だいたい決まった季節になると全身の痒みと皮膚炎が出てくる柴犬です。
皮膚の健康維持のため日常的にサプリメントを使用しています。
毎年症状が強い時に、痒み止めの内服を処方してコントロールできていましたが、今年はお腹の皮膚が慢性炎症を起こした結果、ガサガサに乾燥して黒く変色(色素沈着)していました。

こうなってしまうと結構厄介で数ヶ月に渡り皮膚炎を抑え続けないとなかなか元に戻りません。 しかし、数ヶ月に渡りステロイドの内服を使うと皮膚はキレイになっても薬による副作用が心配になってきます。 ※ステロイドは短期的に使うには安価で効果も高く使い勝手のいい薬ですが、長期間使うと副作用が心配になってくるので注意しながら処方するようにしています。
このワンちゃんの場合は毎日外用薬を塗る事ができる環境でしたので外用薬でどこまで皮膚の状態が良くなるか経過を見る事になりました。

皮膚の炎症も黒くなってしまった色素沈着も皮膚の乾燥も劇的に良くなってくれました。 これで外用薬も一旦終了にして経過観察していただくことになります。

ただ、アレルギーやアトピーはコントロールはできても完治は難しい病気です。 これからもおそらく痒みが強くなり治療が必要になるかと思います。 また痒くなってきたら早めに病院にお越しください。