2026年09月09日
食物アレルギーは、特定の食べ物に含まれるタンパク質などに体の免疫が過剰に反応することで、皮膚症状(かゆみ・脱毛など)や消化器症状(嘔吐・軟便・下痢など)が現れる病気です。

1枚目の表からわかることとして、以下のような報告があります。
・痒みがある犬猫の約20%は食物アレルギーを持っている。
・アレルギー性皮膚炎の犬の約20%、猫の約10%は食物アレルギーを持っている。
・アトピー性皮膚炎の犬の約30%は食物アレルギーを持っている。
アトピー治療をしていてもかゆみが改善しない場合、食物アレルギーが隠れている可能性があります(もちろん他の原因がある場合もあります)。
また逆に、食物アレルギーが主な原因であれば、食事管理によって症状が大きく改善することもあります。
私達獣医師は常に食物アレルギーの可能性を念頭に置いて診療を行っています。

2枚目のグラフから読み取れるポイントとして、以下の食材はアレルゲンとしてよく報告されています。
牛肉がメインのフードは昔に比べて少なくなったと思いますが、『乳製品・鶏肉・小麦・魚』が原材料に使われているフードは結構多いかと思います。

3枚目のイラストのように、食物アレルギーは以下のような「体の端」に症状が出ることが多いとされています。
・手足先
・口まわり
・肛門周り
また、消化器症状として、便の状態が不安定だったり嘔吐が多いなどの症状が現れます。
上記の症状がある場合には食物アレルギーを疑ってもよかと思います。
痒みや慢性的な軟便が続くとペット達もツラいですよね
今回の投稿をご覧になり『うちのこ食物アレルギーかも…』と思われた飼い主さまがおられましたら是非お気軽ご相談ください。



