2025年05月26日
とにかく暑いですね。。
イヌは人間以上に熱中症になりやすいです。特に鼻の短い犬種や肥満傾向のイヌは要注意です。
また、室内飼育のネコでも室内が暑いと熱中症になることがあります。イヌもネコもくれぐれもお気をつけください。
今回は、熱中症対策・症状・対処法とお伝えしようと思います。
長くなりますが最後までお付き合いください。
STEP1:熱中症対策方法について
まずはエアコンなどを利用して室温が高くなり過ぎないようにしましょう。
他には、
・西日が入り他より暑くなる部屋はより注意してください
・常に新鮮な水分をとれるようにしておく(ぬるくなるとあまり飲みません・外では日陰に置いて下さい)
・ペット用の冷却マットや冷却ウェアなど体温を下げる/グッズを利用する
・車内で待たせる時はエアコンを切らない。(数分で暑くなります。)アイドリングストップにご注意ください。
・散歩は早朝や日が落ちて少し涼しくなってから(アスファルト付近は50度近くなる事もあるようです)
・過度の興奮や運動を控える(特にパグやフレンチブルなどの鼻が短くノドの狭い犬種や肥満体型は要注意)
などになります。
熱中症はひどくなると救命率が約50%と言われる恐ろしい病気です。暑さに気をつけて夏を乗り切りましょう 。
STEP2:症状について
体が熱い/体温が40度を超える事もあります 。
その他には、
・嘔吐・下痢・元気がない・ぐったりする
・ヨダレが増えたり、ハァハァとすごく荒い呼吸になる
・舌やハグキや目がいつもに比べてやたらと赤いもしくは赤黒い
などが早めに気づく症状です。
ひどくなると内臓が損傷して、失神・ケイレン・吐血・血便・血尿などが認められます。
STEP3:対処法について
意識があって水を飲めるならしっかり飲ませて下さい。スポーツドリンクがあれば2倍ぐらいに薄めて飲ませてあげてもかまいません。
熱を下げるためにまず第一に体全体をよく濡らしましょう。その後扇風機などで風を送って下さい。また、脇・股・首などにタオルを巻いた保冷剤などをあてます。(直に保冷剤を当てて冷やし過ぎると逆効果になる事がありますのでタオルなど何かを巻いて下さい。) ここで1つ注意点として、水をかける時に氷水などの冷たすぎるものは逆効果になる場合があります。 もし体温(できるだけ直腸)が計れるなら39度前半ぐらいまで下がれば冷却はストップして下さい。
そして必ず、すぐに病院までご連絡下さい。症状が落ち着いても内臓にダメージを受けてる場合がありますので、病院で血液検査や点滴などの治療をした方が安全です。
しっかり対策をして暑い季節を乗り切りましょう。