2026年07月17日
熱中症にご注意ください!!

近年、気温の上昇により、犬や猫の熱中症リスクが非常に高まっています。
特に最高気温が30℃を超える日が続く時期は、室内外問わず注意が必要です。
犬や猫は人よりも体温調節が苦手で、熱中症になりやすい特徴があります。
以下に、熱中症の予防・症状・応急処置をまとめましたので、ぜひご参考ください。
■ 熱中症になりやすい犬・猫の特徴
・短頭種(パグ、フレンチブルドッグ、シーズーなど)
・肥満傾向の子
・高齢の子
・心臓病・腎臓病など慢性疾患のある子
・室内飼育の猫でも、室温が高いと熱中症になることがあります
STEP.1
熱中症対策
・室内はエアコンを使用し、室温が上がりすぎないよう管理する
・西日が入る部屋は特に注意
・いつでも新鮮な水を飲めるようにする
・散歩は早朝または日が落ちて涼しくなってから
・散歩中はこまめに水分補給
・車内で待たせない(数分で高温になります)
・冷却マット・保冷剤・日傘などの暑さ対策グッズを活用
・興奮しすぎる遊びや激しい運動は控える
※ペット用経口補水液がおススメです。
カートでお出かけするなら扇風機や保冷マットや日傘を利用する。
過度の興奮や運動を控える(特にパグやフレンチブルなどの鼻が短くノドの狭い犬種や肥満体型は要注意)
など。
※散歩の際は水筒などにお水をたくさんい入れて携帯するのがいいと思います。
経口補水液パウダーを溶いたり・スポーツドリンクを薄めたり・体を濡らしたり、と色々と使えます。また、保冷材もあった方がいざという時に何かと使えると思います。
STEP.2
症状
・体が熱い!体温が40度を超える事もあります。
・嘔吐・下痢・元気がない・ぐったりする。
・ヨダレが増えたり、ハァハァとすごく呼吸が荒くなる(パンティング)、呼吸音がおかしい。
・舌やハグキや目がいつもに比べてやたらと赤いもしくは赤黒い。
などが症状です。
ひどくなると内臓が損傷して、失神・ケイレン・吐血・血便・血尿などが認められ、最悪の場合死亡することもあります。
⇩当院で取り扱いのある経口補水液(パウダータイプ)です⇩

STEP.3
対処法
①日陰に入って風を送ってあげる。
②意識があって水分を飲めるならしっかり飲ませて下さい。
※ペット用経口補水液がおススメです。ない場合は応急的に人用のスポーツドリンクを2~3倍に薄めても構いません。
両方ともない場合は水でも構いませんが大量に水だけを飲むと水中毒のリスクもありますのでご注意ください。
③熱を下げる
まず体全体をよく濡らして下さい。その後扇風機やうちわなどで扇いで風を送って下さい。
また、脇・股・首などにタオルを巻いた保冷剤などをあてます。
※ここで1つ注意点。水をかける時に氷水などの冷たすぎるものはダメです。冷たすぎるとこれも逆効果になる場合があります。 もし体温(できるだけ直腸)が計れるなら39度前半ぐらいまで下がれば冷却はストップして下さい。
④必ず病院までご連絡下さい。
症状が落ち着いても、内臓にダメージが残っている可能性があります。
血液検査や点滴などの治療が必要となる場合がありますので、必ず受診してください。
●熱中症は命に関わる危険な病気です
重度の熱中症は、救命率が約50%と言われています。
「少し暑いだけだから大丈夫」と油断せず、しっかり対策をして夏を安全に過ごしましょう。



